医院によっては、嫌がる子供を拘束して治療を進めたりすることもあります。
これも1つの治療法ではあります。どうしても治療をしなければならない状態になっている場合は仕方がないのかもしれません。
しかし、八王子小松歯科ではそのような治療体制はとっておりません。
お子さんも1人の人格を持った人間です。
ムリムリ治療をすれば嫌に決まっていますし、その時の思いが残り続け、歯医者嫌いになってしまっては本末転倒です。詳しくは予防歯科をご覧いただきたいのですが、毎日の歯磨きだけでは、虫歯・歯周病を予防することはできません。
毎日の歯磨きと、定期的な歯科医院でのクリーニングを行う事ではじめて予防が確立します。
つまり、歯医者嫌いになってしまうと歯を守るための両輪の1つが抜けてしまうので、将来的に虫歯・歯周病で歯を失う可能性は大きくなってしまうのです。
お子様でも、しっかりコミュニケーションをとることで、理解を示してくれ治療に協力してくれるようになるものです。
当院では、0歳~5歳のお子様に無料で歯並び予防を行ないます。
口腔筋機能療法(MFT)とは「口の周りの筋肉の機能を改善する訓練法」です。
英語ではOral Myofunctional TherapyでMFTと略されます。
MFTは筋肉の機能を訓練によって改善し、歯列の正常な形態を維持するための環境作りを行います。個々の筋肉のトレーニングに加え、咀嚼・嚥下の訓練を行い、舌と口唇の正しい安静位を得ることによって、歯列に対する筋圧のバランスを整えます。
訓練により、正しい舌の動きや正しい口のまわりの筋肉の動きを習慣化させ、歯列の安定化をはかることが目的です。医院にてトレーニングの指導を行い、医院及び自宅で行なって頂きます。
姿勢改善が飲み込み(嚥下機能)・嚙み合わせ・歯並びの改善につながるため、姿勢分析による現状把握を行ない、姿勢を改善するための足指体操・体感トレーニング・食育指導・口腔筋機能療法を行う事で、姿勢からかみ合わせ・歯並び・呼吸・嚥下機能を改善していきます。
なお、0歳~5歳までは、「無料歯並び予防」として、口腔筋機能療法や、足指体操による姿勢改善を行なっています。
マウスピースと筋トレで
無理なく自然に歯並び予防しませんか?
矯正治療は何歳からスタートすれば良いかわからない親御さんも多いかと思いますが、矯正治療は早期から矯正を始めることで骨の成長発育を正しく誘導することができます。最近の子供は昔の子供より歯は大きく、顎は小さいため、歯並びの悪いケースが増えています。
数ある筋機能矯正装置のうち、「トレーナー」と呼ばれるタイプのマウスピース型装置での矯正や MFT(口腔筋機能療法)を行うことで、舌の位置が改善されて‘お口ポカン’が治り、口腔内ボリュームが増えることで免疫力も上がり、風邪・アレルギーにかかりにくくなります。また、口唇閉鎖することで虫歯・歯周病・ドライマウス・顎関節症・歯列不正などを予防することができます。
当院で取り扱う「マイオブレース」「プレオルソ」「ムーシールド」のトレーナー装置は、総称して『口腔筋機能訓練装置』と呼ばれますが、ここでは代表例として「プレオルソ」についてご紹介させていただきます。
■マウスピース型矯正装置の代表例「プレオルソ」とは
プレオルソとは、マウスピース型の矯正装置です。装置は主に睡眠中に装着し、日中は外して普段と変わらずに生活できるため、お子様でもストレス無く始めやすい矯正治療です。プレオルソに使われている素材は柔らかく弾性があり、使用時に壊れる心配がほとんどありません。また、金属を一切使用しておらず、金属アレルギーをお持ちのお子様も安心して治療に取り組めます。継続した装着により顎骨やお口周りの筋肉が成長すると、歯並びやかみ合わせが改善でき、口呼吸から鼻呼吸へと正しく呼吸できるようになるなど、多くの効果が期待できます。
■マウスピース型矯正装置(プレオルソ)のメリットについて
プレオルソを用いた矯正治療には、以下のようなメリットがあります。
【装着するのは睡眠中と日中2時間(トータル10時間/1日)】
プレオルソは主に睡眠中に装着するもので、日中はほぼ外したまま生活できます。従来の治療のように、矯正装置が常にお口の中にあるわけではなく、見た目が気になってストレスになる心配もほとんどありません。
【取り外しが簡単でストレスになりにくい】
プレオルソは取り外しが自由にできるマウスピースです。歯みがきに不自由することもなく、十分なセルフケアを行えていれば、清潔なお口の環境を保ったまま治療に取り組めます。
【後戻りの予防につながる】
プレオルソは顎の骨を正常に発育させ、歯をキレイに並べるための土台を作るために行う治療です。しっかりした土台ができあがると、二期治療で動かす歯が後戻りしにくくなります。また、お口周りの筋肉が正常に発育することも、後戻りの予防につながります。
■MFT(口腔筋機能療法)の目的と改善が期待できる症状
MFTとは、食べる、飲み込む、しゃべる、呼吸するといった口腔機能にかかわる筋肉のバランスを整え、骨の成長発育も正常に促すためのトレーニングです。トレーニングの方法は数十種類におよび、一人ひとりのお子様の症例に合わせて選びます。
例えば、舌の位置が低い低位舌の場合は上顎骨の発育不足を引き起こす恐れがあり、舌を上方へと引き上げるトレーニングを実施すると、症状の改善が期待できます。
- 口で呼吸をしている
- 唇を閉じることができない
- 発音が不明瞭になりがち
- 食べ物を飲み込みにくい
- 口の中が乾燥している
上記のような症状がある場合は、MFT により改善できる可能性があります。気になる場合は、いつでもお気軽にご相談ください。
マウスピース価格 (マイオブレース、プレオルソ、ムーシールド) |
55,000円~220,000円(税込) |
※処置料、基本矯正料、検査・診断料はかかりません。
当院ではお子様の将来の健康なお口づくりをサポートしております。治療を始めるタイミングはお子様によって異なりますが、早ければ 3歳から始めることができますので、気になる症状がある場合はお気軽に当院までご相談ください。
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